15.01.26

d&b audiotechnikが提示する、コンパクト多目的ポイントソースの新たな形:Uシリーズ登場

バックナング/ドイツ、2026年1月15日 - d&b audiotechnikは本日、小型多目的ポイントソース・スピーカーの概念を根本から変える「U-Series」を発表しました。本シリーズは、この製品カテゴリーにおける汎用性とパフォーマンスを再定義する、まさにパラダイムシフトと呼ぶべき存在です。3つのモデルが用意され、それぞれにネットワーク対応モデルとパッシブモデルの両バージョンをラインナップ。新たな音響設計コンセプトにより、優れた指向性制御と効率が実現します。どのような用途においても一貫したクオリティを提供し、ユーザーの皆様がそれぞれのプロジェクトに対して最適な技術的ソリューションを自信を持って選択することが可能になります。

U-Seriesの用途を選ばない(アプリケーション・ニュートラルな)モダンなデザインは、仮設用と固定設備用のどちらにもシームレスにフィットします。ハンドルやリギングポイントを見せないシンプルな業務向けの外観は、建築デザインや空間の美観を損なうことなく、あらゆる固定設備用プロジェクトに調和します。また、仮設用では、高品質の素材と仕上による頑丈で堅実な構造を採用。d&bの従来の「ツーリンググレード(ツアー仕様)」アクセサリともマッチします。 

妥協のない次世代音響設計 

U-Seriesの根幹にあるのは、一切の妥協を排した電子音響設計のアプローチです。バイポーラ・ウーファー構成により、垂直指向性の制御を500Hz付近の低域まで拡張することに成功しました。全モデルにおいて、一貫した低域性能(55 Hzまで)を実現しており、さらにSL-Series向けに開発されたポート設計技術を採用。これにより、レンジ全体で一貫性が確保され、サブウーファーのないニアフィールド運用においても、フルレンジ性能を発揮します。

また、各モデルは工具なしで90°回転できる特許出願中の新しいウェーブガイド・ホーン・アセンブリーが装備され、優れた広帯域HF(高域)拡散制御と、並外れた軸外特性(オフアクシス・ビヘイビア)を提供します。

ネットワーク対応モデルとパッシブモデル

U-Seriesの第一弾ラインナップとして、3種類のパッシブモデル(U3、U5、U7)と、ハイブリッド・トポロジーを採用した3種類のネットワーク対応モデル(U3N、U5N、U7N)が用意します。 

パッシブモデルでもネットワーク対応モデルは、外観と音響特性は同じです。それぞれのプロジェクトやイベントの個別の要件に応じて、最適なシステムアーキテクチャソリューションをお選びいただけます。

「当社は、U-Seriesによって、小型多目的ポイントソースラウドスピーカーのカテゴリーに新章を切り拓こうとしています」。d&b audiotechnikラウドスピーカー担当プロダクトマネージャーのサンティアゴ・アルカラ・ベイリーはそう語ります。「この次世代ラウドスピーカーは、私たちのDNAや伝統的価値観を継承する一方で、大きな進化を遂げた製品です。ユーザーの皆様は、d&bが誇るクラシックな機能から最新のイノベーションに至るまで、そのすべてを享受できます。プロジェクトの規模や用途を問わず、高あらゆる現場で圧倒的なパフォーマンスと革新性を発揮するでしょう」

統合とシステムアーキテクチャの自由度

パッシブモデルは、業界標準のd&bワークフローおよびアンプエコシステムにシームレスに統合できます。5Dアンプまたは新型の5DMアンプ(5DのMilan-AVB対応モデル)とともに使用すると、DanteまたはMilanオーディオネットワークのいずれかを選択、あるいは両方を併用することも可能です。パッシブモデルは、コスト効率やアンプのチャンネル数が重視されるプロジェクトに最適です。特に、アンプラックによる集中管理が効率的な設備現場や、仮設用現場または屋外環境での仕様においてその真価を発揮します。

ネットワーク対応モデルでは、システムアーキテクチャの自由度がかつてないほど広がり、幅広い構成が可能になります。「ハイブリッドトポロジー」を搭載したネットワークDSPパワーモジュールを搭載し、AC電源およびPoE++(またはその両方)で駆動。MilanとR1の両ネットワークに対応し、電電源・信号・ネットワークの冗長性を確保します。さらに、ケーブル1本での運用、デイジーチェーンやグルーピングに加え、NFC対応アプリによるオフライン操作までサポートしています。

U-Seriesは、どのような電源でも効率性を発揮するよう設計されています。d&bアンプ、AC、またはPoE++のいずれで駆動した場合でも、一貫したプロフェッショナル・クオリティの音圧(SPL)が期待できます。特にネットワーク対応モデルは、90ワット未満のPoE++で最大SPLを提供するため、高度な設計とシステム構成を必要とするプロジェクトや、複数のシステムアーキテクチャオプションを必要とするプロジェクトに最適です。

この強力なシングルケーブルソリューション(R1 + Milan + PoE++)の構築には、90W PoE++ポートを8つ備えたd&bの新製品、「DN2 Milan-AVBスイッチ」が必要です。また、その他のオプションとして、サードパーティ製のMilan対応PoE++デバイスや、DN1用のPoE++インジェクターがあります。

ネットワーク対応のUシリーズは、分散型オーディオシステムや「d&b Soundscape」に代表されるイマーシブ・オーディオ・アプリケーションに最適です。また、インフラ上の制約や、予算、ロジスティクスの理由から電力とDSPの分散配置(デセントラライゼーション)が不可欠となるあらゆるプロジェクトにおいて、最良の選択肢となります。

補完するグラウンドサブウーファーの拡充

U-Seriesを補完するものとして、d&bは、小型無指向性デュアル10インチバスレフグラウンドサブウーファーの新製品、「B10」をリリースします。パッシブモデルとネットワーク対応モデルの両バージョンが用意されており、U-Seriesのどのモデルにも合わせることができます。パッシブモデルには、仮設用の「B10」と固定設備用の「Bi10」の2種類をラインナップ。ネットワーク対応モデルについても、仮設用の「B10N」と、固定設備用に特化した「Bi10N」を用意しました。これらはU-Seriesネットワーク対応モデルと完全に互換性があり、いずれのバージョンでも同様にシステムアーキテクチャの可能性を広げます。

U-SeriesのパッシブモデルとB10およびBi10は、2026年第1四半期に発売予定です。同年第2四半期には、B10NとBi10Nを含むネットワーク対応モデルが順次発売となります。 

展示会でのU-Seriesの初披露は、NAMM Showを予定しています。ご来場される皆様はデモルーム17102で新しいシステムを体験していただけます。また、ISEにおいても体験可能です(ホール7、ブース7E190)。

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