MILAN。

信号伝送とネットワークソリューション

d&bの完全ソリューションは包括的なリモートコントロール機能、効率的なネットワーク化、他のデバイスとのシームレスな相互運用性を保証するものです。この目的のために、d&bは関連する規格にしっかりと取り組んでいます。最終的なゴールはd&bユーザーのために、製品およびプロトコルにしっかりと対応し、各システムの潤滑な運行を保証することです。

メディア統合型ローカル・エリア・ネットワーク、Milan

Milanは、AVB(Audio Video Bridging)技術をベースとした相互運用ソリューションです。AVID、L-Acoustics、Meyer Sound、Biampなどと併せて、d&bは、Milanを実装する製品間でのシームレスな相互運用のための仕様を定義しました。

AVBは電気電子技術者協会(IEEE)によって作成されました。AVBは複数のスタンダードがまとまったものであり、イーサネットのネットワーク上での確定的かつ同期的な動作を保証するメカニズムを定義します。これにより、リアルタイムオーディオなど、伝搬時間が重要になる場面で、トラフィックの影響を受けることなく、レイテンシーを限定したイーサネットネットワークでの伝搬が保証されます。

MilanネットワークはAVBテクノロジーに基づいているため、AVB対応のネットワークインフラストラクチャ、つまりAVB対応スイッチが必要になります(Luminex、Cisco、およびExtremeネットワークなどのメーカーから取り寄せ可能)。

メリット

MilanはAVB技術の全てのメリットを受け継いでいます。主なメリットには確定的な動作(AVストリームの確保)、信頼性の向上が挙げられます。また、伝送を保証するためにQoSなどの特別な設定をスイッチ内で設定して配信を確実に行う必要がないため、理想的な同期化と簡単なネットワーク設定が可能になります。

輻輳のない運用のためにサブシステムを分離する必要がない点は、統合ネットワーク(オーディオ、IT /データ、ビデオなどの複数のサブシステムで共有されるネットワーク)で特に嬉しいメリットとして挙げることができます。

Milanはオープンソリューションとして、投資したシステムの有用性を確保するだけでなく、各メーカーの製品やサブシステムとの統合性を向上させます。これにより、システムのネットワーキング部分がユーザーに「トランスパレント」になり、ユーザーは観客に最高のオーディオ体験を提供することにその神経を集中することができます。

Milanネットワークのさらなる特徴とメリットは、柔軟なメディアクロッキングとシームレスな冗長性です。ケーブルやスイッチなどの部品の故障に備えて、2つのネットワークを並行して導入することができます。高度なメディアクロッキングはユーザーが定義できるため、同じネットワークインフラストラクチャを共有しながら、複数のサブシステムを同じ、または異なるサンプリングレートで個別にクロックすることができます。

全てのメリットのまとめ:

  • 高性能、確定的な動作
  • 統合ネットワークを簡単に運用
  • 1つのネットワークポートで制御データとメディアをストリーム
  • 動画使用可能
  • オープンソリューション
  • 統合性の向上
  • シームレスな冗長性
  • 柔軟なメディアクロッキング

DS20オーディオネットワークブリッジはd&b製品の中でもMilanネットワーキングを取り入れた第一号です。ダンテなどのオーディオネットワーキング規格に引き続き対応しながら、現行の、そして将来のd&b製品に徐々に導入していく予定です。

AVNU Alliance と Milan

Milan Pro AVコミュニティフォーラム