Yazz Ahmed
受賞歴のあるトランペット奏者であり、作曲家でもあるYazz Ahmed。プロデューサーのHector Plimmer、パーカッショニストのRalph Wyldと協力しながら、エレクトロニックなサウンドスケープを探求し続けています。
2018年に 「La Saboteuse Remixed」でコラボレーションを成功させた後、Ahmedは最先端のプロデューサー、作曲家、DJのHector Plimmerと再び協力。この夜に向けてトリオを再現するため、それぞれの音楽を新たにアレンジしました。長年の仕事仲間であり名ビブラホン奏者のRalph Wyldをフィーチャーした、即興、ライブサンプリング、夢のような演奏。この夜は、 Hall Twoでイマーシブなd&b Soundscapeシステムがもたらす可能性が探求されるでしょう。
Yazz、King’s Placeへようこそ!今夜のパフォーマンスは素晴らしかったです。あなた自身のことを聞かせてください。
私はYazz Ahmed、トランペット奏者で作曲家です。曲には、私が受け継いだいろいろなものが反映されています。父はバーレーン人、母は英国人。私はアラブのスケールとリズムを、ジャズや西欧のサウンドとミックスするのが好きです。
今夜のショーの曲について少し教えてもらえますか?何からインスピレーションを得るのですか?
このKing’s Placeでのプロジェクトでは、作曲家、プロデューサー、ドラマーのHector Clemmerと新しいトリオを組みました。出会ったのは、私が2017年のアルバム「The Saboteuse」の何曲かをリミックスするためのプロデューサーを探していたときです。彼はその中の1曲をリミックスしてくれて、それ以来私たちはクリエイティブな関係を続けていたので、ライブでやってみようと思いました。
これまで、経験を共有してこられたのは本当に良かったです。セットの半分は彼の曲、半分は私の曲です。私たちはどうやってコラボレーションするかを考える必要がありました。それぞれの個性をお互いの作品に取り入れる必要があり、それは新しい体験でした。おかげで、新しいことを試してみるチャンスが得られたのです。Hectorは新しいエレクトロニクスをいくつか持ち込みました。いつもの私たちとはかなり違ったやり方で交流するのはとても楽しいものでした。また、Soundscapeシステムを使うのは本当に楽しくて、私たちはとてもクリエイティブになれたのです。
「サウンドエンジニアのTim Handはエレクトロニクス、クリーンなサウンド、バックトラックを配置し、オーディエンスが聴いている時にどう動くかを楽しんでいました。私たちはまるで催眠術のようにイマーシブで、誰もが魔法にかけられてしまうようなものを作ろうとしたんです」
ジャズアーティストとして、ルームアコースティクスやあなたのパフォーマンスに関していうと、Soundscapeが加わることで、King’s Placeの空間はどんな風に高まりますか?
私はトランペット奏者として、自然なリバーブがある部屋で演奏するのを好みます。トランペットは華やかさのある楽器です。教会で演奏されますし、軍隊では号令として使われます。ですから、音が伝わりやすい部屋だと、演奏しやすいのです。King’s PlaceのHall Twoの音響は素晴らしいですが、トランペットのリバーブは私から見ると不十分でした。そのため、このサウンドシステムは私の音を届け、室内の全員にベストな音質を伝えるのに大いに役立ちました。
「King’s Placeが1週間前に会場を使わせてくれたことに、とても感謝しています。サウンドシステムを最大限活用する機会を得ることができ、これは本当に素晴らしい体験でした。私たちは、オーディエンスがパフォーマンスと一体となったように感じさせる方法を考えることができました。それぞれの曲のあらゆるディテールや、即興の部分について考える機会を持つことができたのです」
ライブパフォーマンス向上のためにイマーシブなテクノロジーの使用を検討している他のアーティストに対して、どうアドバイスしますか?
私はいつも、オーディエンスに音楽を感じてもらうこと、心の底から感じられることが大事だと考えています。また、サラウンドサウンドシステムを使った実験でそれを実現できると思っていて、これは格別に嬉しいことです。音楽はとても感情的な芸術様式です。もっと多くの人がオーディエンスと真のつながりを持てるよう、サウンドで実験してほしいと思います。