Red Bull Japanの新しい東京オフィスがd&bシステムを導入
オーストリアを拠点にグローバルに展開するエナジードリンクの世界的ブランドRed Bull。その日本法人、Red Bull Japanの新しい東京オフィスにd&bのサウンドシステムが採用されました。
かねてより計画されていた渋谷の旧オフィスから新しい六本木オフィスへの移転が完了したのは、2023年10月2日の事でした。
移転にあたり付帯設備の殆どが更新される中、オフィスの音響設備も例外ではありませんでした。
ゲームイベントやeスポーツを始め、モーターレース、アクションスポーツなど数多くのイベントを主催、サポートするRed Bull Japanでは、その現場での経験から音響にこだわりを持つ社員も多く、導入する音響システムの選定は、その期待に応えるべく幅広いブランドを対象に時間をかけて行われました。
そんな中、同社のイベントマーケティング部門の責任者が多くのイベント現場での経験を元に推奨したのがd&bでした。また、Red Bull Japanでは自社のプロモーション用イベントカーにもd&bのスピーカーを導入した実績があり、そのクオリティはすでに社内で高い評価を得ていました。
リサーチを終え、d&bが最終候補に絞られる中、d&b横浜オフィスのデモルームを訪問して行われた実モデルの試聴が最後の決め手となりd&bの導入が正式に決まりました。
新オフィスでのオーディオシステムを設置するエリアは、大きく分けて3か所ありました。
一つ目は、オフィスへの来訪者がまず足を踏み入れるレセプションルームです。Red Bull TVを始め迫力のある映像コンテンツを提供する大型LEDビジョンに負けない音響システムとして、その両サイドの壁にコラム型スピーカーの16Cが、そして重低音を補うべく、超コンパクトサブウーファーBi8-SUBがフロアサイドの棚に埋め込まれる形で設置されました。
二つ目のスペースは、社員の憩いの場として使われるほか、本社とのタウンホールミーティングや社内イベントなども行われるカフェルームです。DJブースも備えるこの広大なスペースの正面に設置されるさらに大きなLEDビジョンと組み合わせるスピーカーシステムとして6.5インチウーファー搭載のポイントソーススピーカーTi10Pと超コンパクトサブウーファーBi8-SUBのペアがLEDビジョンの左右に天吊りで設置され、横に広いスペースをカバーするため、さらに2台の小型スピーカー5Sがフォロースピーカーとして設置されました。ここでは導入後に社内のイヤーエンドパーティーやワークショップも開催され、社員からはそのサウンドクオリティに賛辞の声が寄せられたとのことです。
3つ目のスペースは、ボードルームと呼ばれるオフィス最大の会議室です。
ここではオーストリア本社や各国オフィスとのオンライン会議が日常的に行われることから音声品質にも妥協は許されないとの判断のもと、汎用の会議用スピーカーではなく、d&bの固定設備用スピーカーの中から小型ポイントスピーカーの5Sが選定され、ビジョンの両側に壁掛けで設置されました。
オープン後数か月経過したRed Bull Japanの新東京オフィスでは、次のステップとしてカフェルーム裏のオープンスペースにもAVシステムの導入が既に計画されており、d&bシステムの選定を含む新たな準備がスタートしています。