ワシントンDCの全国保安官追悼式典

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増幅が行われるイベント全てがエキサイト、熱狂、激励といったような言葉で呼ばれるわけではありません。それは時に静かなプレゼンテーションであってもそのように形容されることもあります。それは警察友愛会が開催した全国保安官追悼式典です。 2009年5月15日にワシントンDCのアメリカ国会議事堂の西側を舞台として行われたこのイベントは、職務に邁進し、不測の事態により命を落としてしまった保安官を追悼するイベントです。 「この仕事で重要なのはスピーチになりますが、他のイベントと同様にシステムの明瞭さが重要になります。」と語るのはOverland Pro Audio Inc社のBill Mills氏。同社はこの厳粛な仕事を現地での音響サポートした RCI Sound Systems社にd&b audiotechnikのQ-Series PAシステムを供給した会社です。 「5000人の来場者の多くは亡くなった保安官の遺族の方々です。そのため全ての人々が式典に参加している感覚を持ってもらうことが極めて重要なのです。そして壇上に立つ人にも来場者全員との一体感のようなものを感じてもらわなくてはいけません。スピーチを正確に伝搬するためには客席内全体にフラットな周波数特性を供給する必要があります。このため我々はd&bシステムを使用することにしました。このシステムは計ったようにフラットで、音質も極めてニュートラル。そして私が今まで見たことがないほど正確なパターンコントロールができているため、お客さんに対してどれだけ正確にカバーできるかが予想可能です。このようなイベントでは、スピーチと音楽交互に再生されますが、ここでもまたd&bシステムの良さが実感できると思います。このようなイベントをこのようなクオリティを保ちながら同一の機種でシームレスにこなせるシステムは他にはありません。」 野外でのイベントの音響環境は増幅されたサウンドにとって最も良好であると言えます。「それは自然の力による影響がくるまではその通りでした。」とMills氏。「前日のリハーサル時には突風が吹き荒れ、夜からは雨が降りイベント日の朝には土砂降りの雨に変わりました。しかしながら最終的には雲が散らばり時には日も差し込んだため、気温も快適で良い一日となりました。会場はアメリカ国会議事堂前の芝生の広場という非常にユニークな場所で行われたため、持ち込む全ての機器が詳細まで何度もセキュリティチェックを受けなくてはなりませんでした。しかしながら徹底的に行われたチェックですが政府関係の人々はそれらが迅速にいくように配慮してくれました。このイベントの観客エリアは安全上の理由から比較的大きくとられています。そのためケーブル、特にFOHへ接続するケーブルの敷設距離は必然的に長くなってしまいます。そこで我々はFOHのヤマハM7CLとステージ横に設置したコントロールテント間をEthersoundを使用して接続しました。これによってデジタルオーディオ機器間のケーブルの長さがここまで長くなったにも関わらず非常に高いS/N比と信頼性を得ることができました。今回の構成ではマイクプリAD8HRでAD変換した後はd&bのD12への入力まで全ての伝送をデジタルで行いましたが、音質は非常に良い物となりました。」 今回で28回目を迎えるこのイベントはアメリカ司法長官によって本年殉職した133人の優秀な保安官を対象に執り行われました。

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