中世の修道院跡で第14回Classical Fantasiaコンサート

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英国で最も保存状態の良い修道院跡のひとつであるKirkstall修道院はファウンテインズ修道院のシトー修道会の修道士によって1152年に創立され、ヘンリー8世の宗教的建物の解体命令によって1539年11月に閉鎖されました。 修道士達は解職され、屋根は鉛がはがされ、ある建物は農業用に利用転換されました。その後JMW Turner、Thomas Girtin、Moses Griffith達の多くの有名芸術家は、絵のように美しいKirakstall遺跡を描くためにここを訪れました。 今日、この地はLeeds市が実行委員会となって毎年行われている一連のイベントの最後を飾るClassical Fantasiaコンサートの壮観な舞台背景となっています。 2006年はその14年目の年であり、Classical FantasiaはLeeds市の年中行事の中でも最も注目を集めるイベントのひとつとして確実に定着し、多い時には1万人もの人々を集めてきました。特に修道院跡がカラフルな照明によって照らし出され、Northern Ballet Theatreオーケストラの奏でる音楽によって、あたかも修道院はかつての息吹を取り戻したかのような幻想的な夜となります。このイベントは、また華々しい打ち上げ花火のイベントしてもその名が知られるようになりました。この花火の打ち上げが最高潮になると、チャイコフスキーの大序曲(交響曲第4番)「1812年」のすばらしい演奏がはじまり、感動的なイベントフィナーレを飾ります。 Opera Northの非常勤音響デザイナーであるRoland Higham氏はこのイベントの観客向けのPAを供給する仕事を請け負いました。「このイベントがd&b audiotechnikの新しいJ-Seriesラインアレイを使う機会となりました。」とHigham氏。「近くの交通量の多い道路からの騒音と、学生達が群がるエア川の対岸の近くのパブからの騒音を排除しながら、オーケストラの音のバランスをとるというのは、非常に難しい課題でした。」Higham氏は、 J-Seriesを通して再生されるライブサウンドのミックス用にDigico D1コンソールを使用しました。これらの機器は、設備施工でよく知られ、現在そのサービスPA業界にも拡張しているThe Music Company(TMC社)が供給しました。「私達はPAレンタル部門のビジネスを強化するために、最新のワイアレスマイクシステムはもちろん、最新のd&b audiotechnikとDigico製品に大きく投資して増える要望に応えるようにしています。」とTMCのディレクターであるMiles Marsden氏はサービスの拡張の詳細を語りました。 TMCはSummit SteelのSmartMastsを使用してステージの両端にd&b J8とJ12のラインアレイをフライングしました。そして65m以降の比較的狭い客席エリアのディレイ用にd&b Q1アレイが使用されました。サブウーファーは、ステージの前に並べて配置され、d&b標準設定のカーディオイドアレイで使用されました。「J-Seriesの吊り上げは非常に簡単で時間も掛かりませんでした。トラスを立てる時間を含めても片側1時間仕込み時間程度で吊り上がりました。」 Roland Higham氏も同じ感想を述べました。「TMCは、彼らにとってまったく新しいシステムながらも最高点を上げたい程素晴らしい仕事をしてくれました。」 Higham氏がイベント終了後に感じたことは、J-Seriesはオーケストラ用として最高のラインアレイの一つではないか?ということでした。「J-Seriesから生み出される音は全帯域にわたって透明感、明瞭感が際立っています。イコライザーが不要と言っても過言ではないと思います。」 Higham氏は大変研ぎすまされた耳を持ち、Opera Northとの仕事でエンジニアとして高く評価されいるために音の違いが分かって当然とも言えます。しかし、その他にも2万もの耳に届けられた音によって人々はいにしえの瞑想の地で奏でられる音楽に心ゆくまで浸りながら夢のひとときを過ごすことができたのです。

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