スターカジノでd&bサウンドを満喫

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オーストラリアのような人口密度の低い国では、トップをめざすことが価値のある野心であり、実際に何度も世界を感嘆させてきた。スポーツではナンバーワンを目標にすることは自然のことで、何といってもシドニー・オリンピックにおいては、オーストラリアのイメージアップを果たした。建築では、彼らの大胆さと冒険主義が、シドニー・オペラハウスに集約されている。さらにオーストラリアは、世界レベルの俳優も数多く輩出している。

このような優れた先例が豊富な国において、Echo Entertainment社が失敗するわけがない。ご存じない?この名前はそのうち必ず耳にするだろう。彼らが、シドニーのスターカジノで、Event Centreの設立に着手したとき、オーストラリアで最高のエンタテイメント施設になることをめざしていた。そして、どうやらそれに成功したようだ。

Event Centreのエンタテイメント・マネジャーStephen Wickham氏は、「もちろん大成功ですよ!これまでいくつかのショーが行われましたが、全員が、ステージでも会場でも、スペースのサウンドが素晴らしいとコメントしています。ここがオープンしてから、最も話題となったのは、この音響です。ここにはその他にも、映像や放送など、いくつか驚くべき設備があるにもかかわらず、サウンドが注目を浴びているのです」と満足気に語った。

そして「このような卓越したサウンドが実現したのは、2つの要素によるものです。そのひとつは最初からEcho Entertainment社がまったく妥協しなかったことです。Event Centreの設計はモントリオールのScéno Plus社に委託されました。彼らは以前に北米で、ラスベガスのThe Hard RockのThe Jointなど、いくつかのスポットを手掛けています。そして2つ目の要素が、d&b audiotechnikのJシステムです。私は、システムのサウンドを聞くためにThe Jointを訪れ、エンタテイメント事業の責任者であるChas Smith氏と議論を交わしました。このスポットは、話題を集めるためにポール・マッカートニーを呼んでオープニングを行いましたが、それから2年たった現在まで、PAを変えてくれと言われたイベントはひとつもなかったということです」と続けて語った。

Event Centreのための企画案では、大規模なコンサートや晩餐会、見本市、企業イベント、その他の複合的イベントを開催できる多目的な会場が予定されていた。

Wickham氏は、さらに、「しかしながら、主要目標は、迅速に会場の準備作業ができる、トップクラスのコンサート・アーチストが公演できるような会場ということでした。それを達成するプランの一部となるのが、コンサートツアー中のどのようなアーチストにも満足してもらえるような、最高レベルのスペックのサウンド・システムを設置することでした」と語った。

オーストラリアを本拠とするオーディオ・ビジュアル/電子音響コンサルタントのAudio Systems Logic (ASL)社がこの妥協なしの企画案の実現に参加した。

ASLのSimon Lappas氏は、「これは私たちにとって、よい共同作業の機会でした。私たちにはScéno Plusとの健全な関係があります」と語り、「特にサウンド増幅という目的が設定されたため、私たちは特にサウンド増幅をどのように最適化し音響環境をどのように向上させるかということに、大きな重点を置きました。そして音響面での仕上げでは、Scéno Plusがターゲットとした結果を達成するのに、利用可能の国内製品に適合させる必要がありました。EASEモデリングを通じて、私たちはSTIレベル、ダイレクトおよびリバーブの音圧レベル(私たちはきわめてスムーズなリバーブ曲線を達成しています)をより明確に定義し、そしてきわめて予測可能なd&b Jシステムのパフォーマンス・データを適用しました。他の多くのメーカーと違って、 d&b audiotechnikから提供されたデータは、例えばビーム幅プロットの提供など、きわめて詳細かつ正確なものです。システムが設置されると、フラットで、チューニングなしのボックスからストレートに出るサウンドは素晴らしいものでした。予測からのズレは2%以下で、このような規模の建造物ではきわめて小さいものでした。私たちは、モデルの較正を行います。そのために建設中の異なった段階でそのスペースに入り、変更があったら測定します。私たちは、 いくつかの機会に自分たちでd&bを指定しましたが、このプロジェクトには他のメーカーも検討しました。しかし結局は、d&bが市場で高く評価されているのには理由があることを認めざるをえませんでした」と語った。

Wickam氏は、このエンタテイメント・センターが現在のような評価を得るに至るには、ASLその他からの協力が大きかったことを認め、「Scéno Plusと共に仕事をすることは本当に素晴らしい体験でした。彼らとの作業そしてASLの専門的能力や、細部にわたって極度の注意をおこたらない献身的な取り組みには感謝しています。またNick Price氏のもとで設置作業を行ったStowe Electrical社は素晴らしい仕事をしてくれただけでなく、12月のオープニング・ショー以来サポートしてくれています。オーストラリアのd&b代理店のNational Audio Systems (NAS)は、最初から私たちを助けてくれました。ここの人たちもすばらしかった。PAが設置され、初めてそのサウンドを聞いた日は、これからも長く記憶に残る日でした。誰もが、満面の笑顔で歩き回っていました」と語った。

より客観的な見解としてはLappas氏のコメントに耳を傾けるべきだろう。ASLの事業は、特にハイファイ市場でのスピーカー・デザインをベースとしているため、彼の見解には特に重みがある。

「私たちのStar Event Centreの印象は、まるでハイエンドのハイファイ・スピーカーを装備したリスニング・ルームに座っているような感じで、最高だと言えます。d&b Jシリーズは、トップエンドがきわめてスムーズで、バス中音域の性能に優れ、ローエンドがきちっとタイトです。それらが組み合わされた会場内の効果によって、最高レベルの音楽性が実現され、ツアー中のトップアーチストにとっては、オーストリアのどの会場をも上回る優れたスペースとなっていると思います」。 (写真はBelinda Rolland氏のご好意によるもの)

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