バックナング/ドイツ, 2026年10月1日 – d&b audiotechnikは本日、新たなスタンドアロン型Soundscapeソフトウェアプロセッシングエンジン「vCore」を発表しました。無償で提供されるvCoreは、専用の物理プロセッシングエンジンを必要とせずに、d&bのイマーシブオーディオソリューション「Soundscape」を利用できる新しい手段を提供します。d&b Create.Controlソフトウェアとヘッドホンを組み合わせることで、ユーザーは場所を問わず、リアルな空間音響を再現するバイノーラルサウンドの作成・試聴が可能になります。
d&b audiotechnikのSoundscape部門プロダクトマネジメント責任者であるロブ・アランは次のように述べています。
「vCoreによって、Soundscapeエコシステムに新たなツールが加わります。これにより、オーディオプロフェッショナルは、物理的なSoundscapeプロセッシングエンジンやラウドスピーカーシステムを用意することなく、プロジェクトの計画や事前試聴を行えるようになります。作業場所は問いません。自宅のリビングルームでも、カフェでも、ツアーバスの中でも利用できます。必要なのは、最新版のCreate.Controlとヘッドホンだけです。」
FoHエンジニアやサウンドデザイナーは、システム一式を用意することなく、Soundscapeを活用したショーの設計や事前準備を行えるようになります。Create.Control v1.4に統合されたvCoreは、直感的なワークフローの一部として機能し、ユーザーはプロジェクトの準備だけでなく、普段使用しているDAWからのミックスをバイノーラルで試聴することも可能です。これにより、実際の現場に入るはるか前のプリプロダクション段階から、より現実に近いリスニング体験を得ることができます。
アランはさらに次のように述べています。
「イマーシブなオーディオ体験は、今やあらゆる場所で活用されています。私たちはSoundscapeを、無償で、使いやすく、そして楽しみながら活用できるものにしたいと考えています。Soundscapeプロジェクトの制作に関心を持つアーティストやサウンドデザイナー、ミキシングエンジニアが、場所や携わるプロジェクトを問わず、私たちの技術を活用できるようにしたいのです。」
vCore は最大64系統の入力に対応し、ヘッドホンで体験できる2チャンネルのバイノーラルレンダリングを提供します。また、ウェビナーや配信などの用途に向けて、各種アプリケーションへのストリーミングにも対応しています。
vCoreはd&bのウェブサイトから無償でダウンロード可能で、macOSおよびWindowsの両プラットフォームに対応しています。また、新たに内蔵された「d&b AudioBridge」により、ユーザーは使用中のDAWからvCoreへ直接オーディオをルーティングすることができます。